サラバ!西加奈子

自らを解放し、他人の物差しで生きることを喚起した作品。

自らが信じるもの、価値観を基準に行動する生き方もある。が、他人基準で生きていく生き方とどちらが幸せであるかは実際分からないという難しさがあると感じた。

「信仰の対象は立派なものでない方が良い」

「あなたが信じるものを、誰かに決めさせてはいけない」

これは作中に出てくる名言。

人間関係においても自信になる言葉だと思うので、悩んだ時には思い返したい。